【高校野球がずいぶん変わってきたような気がします 】

 

全国の高校球児が躍動する47都道県の甲子園への予選大会、私は千葉県人なので基本的に全国的にも激戦区、また熱い応援の千葉の高校野球を見る機会が多いのですが、今年は春にWBCもあってか、またコロナ禍で声も出せない応援が声だし・音出し解禁になったせいか一段と盛り上がってる気がします。

 

ひと昔前の高校球児のイメージは坊主頭に汗と泥にまみれて、絶叫、涙、歓喜、青春、ガッツポーズ・・・みたいなイメージが我々が抱く高校野球でした。

しかしなんか最近の高校野球はどこかスマート、ハイネックのアンダーシャツ、三角に折れ曲がった帽子のつば、大会開催時に5厘にそり上げた選手の頭、細く剃った眉などはかなり減少し、長髪で帽子を脱ぐとふわっとサラサラの髪の毛が現れ、ハイネックなんか着てる球児もみかけることがなく、みんなマウスピースのせいか、新庄監督並みの白い歯（にみえる）で笑顔がたくさんの球児、尻や太ももばっかりでかい球児たちでもなく、身長もすらっとした感じのさわやかなイケメン君も多く、ハーフのメジャーリーガーみたいな雰囲気の子も増え、かわいらしいマネージャーや、選手たちと同じユニフォームを着たチアガール、、高校野球界における有名人のいけだてつやさんが地方の知り合いから千葉の高校野球の映像見たら、千葉ロッテの試合かと思ったとか言われたそうで・・・・　給水タイムもきちんと3回、7回と設けられ、昔みたいにプレー中熱射病で運ばれたり、何人も足がつったりみたいなこともかなり減り、いろんな意味で改革は

されていてなんだかほんとにすごい感じです。うちの息子達の時代（長男：コロナ前と次男：コロナ禍）でも日程調整や給水タイムはあまりなかったため、救急車が来たり、足がつって交代

みたいな選手はたくさんいましたがだいぶ減りましたね。これはひとえに運営側の方々の配慮も大きいですし、みなさんの熱中症の認識も高くなったおかげだと思います

 

習志野や拓大紅のブラスなんて全国的にも有名で、このまえマリンスタジアムで習志野のブラスバンドがロッテの応援してたので、ほんとにそんな雰囲気ですよね。また応援の父母会もみんな色とりどり、暑さ対策のハンドファンを持ちながら、また首には冷感のタオル、汗を拭くにも清涼感たっぷりのシートやスプレーでまたいい匂い、オシャレな日傘、オシャレなサングラス。お父さんやファンのおじさんたちも釣りでもないのにクーラーバッグを抱え、ファン(送風器）付のベスト来て、、と。。。。。

 

当社のサイトでも実際にアイスベスト(保冷剤を入れられるインナーのベスト）やファン付の帽子、カーテントや社内用の日よけ傘などは人気の商品です。でも現地に行くとやはりそれだけでは足りないなあと、様々なアイデアが浮かんできます。この辺りは時間はかかりますが要検討事項として次回、来年にむけて検討していきたいものです

 

 

【選手たちが変わったこと】

 

同じく高校球児たちを見ていて、最近非常に多いのが、WBC準決勝メキシコ戦で見せた、2塁打を打った大谷選手が塁上でベンチのほうを向き両手を挙げてチームを鼓舞したあのシーン・・・

あれを真似してる選手のなんと多いことか(≧◇≦)　しかもまた終盤に行くにつれて負けるか！と大逆転劇を演じるチームも、、、　今回ベスト８で敗戦はしましたが昨夏の代表の市立船橋が

０－９で負けてる試合をひっくり返したり、と驚きの粘り強さを見せたチームも多々ありました。これもWBCをみてあきらめちゃいけないという姿勢が各チームに芽生えてるのか、特に一発勝負の高校野球では、本当に大事なことだと思います、最近のエンゼルスでさえも大谷翔平のプレーを見てメジャーリーガーたちが何が何でも食らいつくぞといった姿勢が見えていますよね。

 

また先ほど述べた中にもありましたが、今年の日ハムの田中正義投手が新庄監督からアドバイスを受けニコニコ笑ってプレーすることで力が抜けて今年大ブレークしたというような「笑顔」を大切にしているチームが本当に増えてきました。一時期のジャイアンツも悲壮感漂う表情で監督以下野球してたイメージがなんか最近は笑顔が増えていいプレーも増えてきたように思えます。

プロでさえそうなんだから高校生が楽しそうにプレーしているのを見ると本当にみている側もその球児の笑顔に癒されますし、つい応援したくなりますね(*^。^*)

そういう点からも本当に大谷翔平が全世界にあたえている影響は計り知れないものがあると思われます。

 

アメリカで少年野球のサポートしているあるお母さんが、大谷翔平を見て、自分たちの息子は野球をやってますが、そのプレーではなく、グランドでの礼儀や、ごみを拾う姿勢、道具を大切にする姿勢、周りの人への感謝などそういった部分でも素晴らしい大谷翔平を見習ってほしいと述べていました。WBCでのチェコの選手たちが瞬時にして日本の野球界に尊敬の念を抱き、国全体が変わり始めたという話を聞くにあたり、大谷選手はMLBの記録だけでなく、全世界の野球人までをも変えてしまっているその影響力って何なんだろうとほんとに不思議に思います。

昔よくメジャーリーガーといえばクチャクチャガムを噛み、つばを吐き、ネックレスをジャラジャラつけ、増強剤をのみ筋肉ムキムキで、TATOOを入れ、、とにかく遠くへ飛ばす・・・

そんなイメージで見てましたし、遊びで野球やるときにガム噛みながらサングラスでやるのがかっこいいという風潮もあったのではないかと思います。しかしながらそのような部分はイチローと松井秀喜と大谷翔平がかなりイメージを払拭してくれた気がします。この３人(だけじゃないけど）のスーパースターは最近イチロー氏が高校に赴き指導したり、松井選手もアメリカで指導したり、大谷選手も含め全世界の少年野球や高校球児に対し本当にいい影響を与えてくれていると思います。

 

【インフルエンサーの役割】

 

 

いまやSNSが世界中の中心になり、TVやインターネットを含めた世界中のメディアから様々な発信が行われます。当然いい影響を与える人もいれば、悪い影響を与えてしまうインフルエンサーもいます。いまはTVの時代と違い、自分が好きなことや興味があることしか見ない、取り入れない傾向が特に若い人を中心に増えており、ある意味TVが役割を果たしてきた小さな情報、役に立つ情報、知りたくなくても勝手にTVをみれば身についた話、、、ってたくさんあるかと思いますが、いまはそれがかなり極端な方向に向いていて今の子供たちを見るにあたり、非常に心配な面が多々感じられます。そこで重要なのはそのチョイスの仕方、、。今年打撃不振に喘いできてオールスターまで落選してしまったヤクルトの村上選手が、なぜ今年は打てなくなってしまったのですか？と質問され、ある意味大谷選手や吉田選手、ダルビッシュ選手などMLBの第一線で活躍してる人の練習方法等いいとこどりをしようとしていろいろ試しているうちに自分で打ち方がわからなくなってしまったと言ってました。何でもかんでも良かれと思って取り入れるのではなく取捨選択、何が自分に必要か必要でないか、ここを見極める力を養っていかないと今の時代っていろいろ難しいんだなあと実感しました。

 

あふれかえる情報の中何を信じていいかわからないAI生成の嘘の情報ですら、最近は専門家が見分けられないと言います。なので発信側がきちんと嘘偽りなく情報を発信するという基本だったり、受け取る側も本物を見極めていく力を身に着けていかないとなりませんね。

いまや大谷翔平という存在そのものがインフルエンサーとして世界中に素晴らしい発信をしてくれています。

 

我々が扱う商品もいつどこで世の中に浸透するかわかりませんが、当社の商品がインフルエンサーになってくれることを夢見て、また皆様にいい影響を与えられるような新しい企画・商品をリリースしていけたら、、と思う今日この頃です。

 

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強引にまとめてみましたが(;^ω^)　今回も長文にお付き合いいただきありがとうございました。

 

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